医薬品やワクチンの開発は、医薬品やワクチンの候補についてのアイデアから、その新しい医薬品やワクチンを必要とする患者さんに届けるまでの道のりです。開発ライフサイクルには、実験室での研究、動物試験、および人を対象とした一連の臨床試験が含まれます。その間、薬剤やワクチンの候補について、またそれが治験参加者にどのような影響を及ぼすかについて、重要な情報を収集します。その情報から薬剤やワクチンの候補が安全かつ有効であることが明らかになった場合、治験依頼者は、欧州医薬品庁(EMA)などの規制当局に情報を提供します。規制当局は、その薬剤やワクチンを患者さんが使用することを承認するかどうかを決定します。
ファイザー・クリニカル・リサーチ・ユニット(PCRU)が実施する臨床試験の大部分は、健康な参加者を対象とした第1相試験であり、後の試験で研究される疾患や病状のない健康な参加者を対象とします。第1相試験では、治験薬の投与量と投与頻度、および治験薬の安全性について重要な情報を得ます。
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